IE8・9・10のサポート終了
とうとうこの日が来たようです。
Internet Explorer サポートポリシー変更の重要なお知らせ
何やら遠回しな表現ですが、要するに、Internet Explorer バージョン8〜10のサポートを、2016年1月12日で終了します、ということです。
こちらの立場としては「やっとか……!」という思いですが、それにしても告知が遅すぎる気がします。
IE8のサポート終了は昨年から言われていましたが、最新版(IE11)以外全て、という話は突然すぎるかもしれません。
PCが普及したのがXP発売辺り、そして恐らくネットサーフィンの入口は、多くの人がIE8だったと思います。
私も長らくお世話になっていました。
戦いも長かったですけどね……!
そういう意味も込めて
今までお疲れ様でした、ということで敬礼。
写真を撮影する際に、社長に敬礼を依頼したところ、激しく拒否された後にようやく撮影できたのが、この薄笑いでした。
このブログがいかに社長からの厚い信頼を得ているかが窺えて社員としては感激です。
ところで、マイクロソフト社の説明文が、何だか回りくどい気がするのは、恐らく今日の朝礼で「相手に伝わりやすい言葉を選んで話しましょう」という話になったからだと思われます。
サポートが終了すると、セキュリティ更新プログラム、セキュリティ以外の修正プログラム、無料または有料のサポート オプション、またはオンライン テクニカル コンテンツの更新は提供されなくなります。例えば、サポート終了以降に発見された脆弱性に対しても、マイクロソフトから新規にセキュリティ更新プログラムや修正プログラムが提供されることはありません。攻撃者はこのような脆弱性につけ込むことにより、サポート終了後の製品を利用し続けるユーザーに対して優位に立つことになります。
また、脆弱性に対処するセキュリティ更新プログラムが提供されないため、実質的に「ゼロデイ」攻撃の危機に永久にさらされることになります。
数回読み返しました。
噛み砕いて読まなければ、解読不可能です。
噛み砕いても一部不可解な点があります。
オンライン テクニカル コンテンツ?
何となくふわっと予想できる気もしますが、とりあえず初めて聞く言葉です。
Googleで調べてみましたが、サポート終了のお知らせの文面以外では使われていないようです。
オンライン テクニカル コンテンツの更新=マイクロソフトから提供される技術情報の更新、という解釈で合ってますか?
「ゼロデイ」攻撃という言葉も馴染みがないので調べてみました。
セキュリティ上の問題点が発見された時に、修正プログラムが提供されるまでの間に、その問題点を狙って行われる攻撃、だそうです。
自分が分かりやすいように要約すると
IE10以下では、メールや電話のサポートも受け付けないし、情報も提供しません。例えば、セキュリティホールが発見されても、マイクロソフトは修正プログラムを提供できません。
だからインターネットを経由してPCやメールに不具合が生じる可能性が高く、一旦攻撃されたらこの先はいつも狙い撃ちにされる状況になりますよ。
ということです。
変なホームページなんか見ません、という人も多いのですが、内容自体に危険性がなくても、そのホームページの管理者のパソコンがウィルスに侵されていることもあります。
広告がやたらと多い今、操作ミスで意図とは違うホームページへのリンクをクリックすることもあり得ます。
インターネット回線に繋いでいる以上、危険とは常に隣り合わせなので、セキュリティには気を配り、IEをお使いの方は是非とも最新版にアップグレードしてください。
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