木のおもちゃ博に行ってきた
6月25・26日に、昨年も行われていたらしい「木のおもちゃ博 ふくい木育キャラバン」に、今年こそはと思い、行ってきました。
これは混んでるかもなぁ〜、と少しの混雑は覚悟して行ったのですが
とんでもない混雑でした。
有り余る広さの福井県産業会館駐車場で、満車だからと容赦なく追い出される車の群れを、私は初めて見ました。
もちろん第2、第3駐車場はあるのですが、それですらも手前は1つの隙もなく満車。
「1mでも近い所に止める」がポリシーの私たち母子も、早々に諦めました。
悪天候などの条件も重なったのか、予想を大幅に上回る大人気の「木のおもちゃ博」ですが
一面見事に木でした。
木の匂いはするかな、と思ったのですが、人の群れで体臭しかしなさそうだったので、試しはしませんでした。
主に乳児くらいに需要がありそうかな、と思ったのですが、趣向を凝らしたおもちゃが多く、幅広い年齢層が楽しめる内容でした。
ワークショップがたくさんあったようなのですが、うちの子供たちはまだ少し めんどくさがりで 小さくて、あまり挑戦できそうになかったので、こちらは来年を楽しみにしておきます。
手前のブースだけでも、見たことのないような愉快な動きをするおもちゃがたくさんあり、どのおもちゃにも子供が群がっていました。
電脳の世界に侵食されがちの市場ではありますが、こんな天然の楽しさが存在したなんて……!
新しい木の可能性を純粋に味わう子供たちはもちろん、モニタを挟んで赤い配管工のおじさんや猫型地縛霊と向き合うばかりの子供に頭を抱えたお母さんたちの夢と希望が詰まった空間でした。
そう思うよね?我が子たち。
そんな願いを乗せて振り向いた先には
おままごとを楽しむ娘の元に、かたつむり(のおもちゃ)を散歩させがてら乗り込む息子は、どう見ても家事に勤しむ母親に小遣いをせびるヤンキーの息子でした。
目当ての電車のおもちゃが、需要と供給のバランスが悪いためいつまで経っても回ってこずにやさぐれている(ように見えた)からこそ、余計にそう思えるのでしょうが。
最後にはちんちろりん始めるし。
近くでは、悟りを開いたらしい女性が「おもちゃは貸してくれる子と、貸してくれない子がいるんだよ」と、2歳くらいの男の子に教えていました。
この先、覚悟を持って世間の冷たい風に立ち向かっていっていただきたいものです。
このように、乳児同士の争いが痛々しいので、次回は無料で遊べる自由スペースの拡大と、電車のおもちゃの充実を期待したいです。
会場を出てしばらく経ってから、飲食ブースを何1つ楽しんでいないことに気がつきました。
こちらも次回のお楽しみということで、来年も三ツ星若狭牛バーガーと焼きサバカレーを、是非……!
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