零細企業にこそWEB担当が必要だと思う3つの理由
WEB担当、と聞くと、恐らくまず「大企業に存在する部署」を連想する人も多いのではないでしょうか。
中小・零細企業の場合「普段の業務をこなしつつWEB関係の作業もする担当」がほとんどだと思います。
しかし私は、人手の少ない零細企業にこそ、WEB専任の担当者が必要だと考えます。
何故なら
・日々の業務の中でWEBに裂く時間などほとんどない
普段の業務時間を2時間程度削って作業を……というのは、少なくとも能登が見ている限り、ほぼ不可能です。
それはwebサイト更新ツールに、jimdoやwixなどコーディングを必要としないお手軽さを売りにしたシステムを利用していても、同じことです。
発信内容の発掘や精査、今や発信に欠かせない効果的な画像や動画の作成、最新情報のお知らせなど、必須事項は多岐に渡りますから。
しかも発信が必要な繁忙期にはほぼ発信できず、更新自体がストップします。
・自社発信に勝るものはない
ユーザーが好むのは、洗練された文章ではなく、自社だからこそ発信できる情報や弄りなどのリアルさです。
どの道文章はそう読まれはしません。まず画像や動画です。
お客様に来てもらおうというパワーを感じるメディアです。
業者に頼んでも、日々のヒアリングに時間を裂くことになるので、結局は変わりません。
・本気で作業しようと思うと恐らく1日潰れる
リサーチや動向把握、SNSでの反応調査、レビューのあるECサイトの場合はお客様へのコメント返しなど。
特にコメント返しは迅速さが求められるので、1週間放置するだけでもクレームの原因になりかねません。
しかもWEB事情は1日ごとに変化していきます。
今のネットで重視されているように感じるのは「何を発信しているか」ではなく「誰が発信しているか」です。
知名度のある企業、人気のあるキャラ……もしくは、人の興味を惹きそうなキャラなど。
社長本人の発信も、受けが良いようです。
ハートブレーンからの発信も、社長を取り上げるだけで反応率が違います。
能登の人気のなさに自信を失いかけているのに加え、社長本人からは今日もクレームという名の愚痴を聞かされるという理不尽に耐え、今日も発信しているのです。
先日、能登が子供を連れ込んだ時の光景です。
ギターに合わせて踊る付き合いの良い長男と、我関せずの長女もいます。
「かわいそうだから聞いてあげて」と説得するのに忙しく、仕事どころではありませんでした。
このように、社長が無理なら全権委任されたWEB担当が、こうして発信していくと、道も開けるのではないでしょうか。
というか開いてください。
そして前例を作って、発信力が根本的に不足している能登を助けてください。
興味を惹いた者勝ち、という側面がネットにはあると思います。
しかし興味深いコンテンツは今やネットに溢れているので、競争が激しいのが現状です。
決して簡単な道ではありません。
片手間でできる業務でもありません。
だからこそ、WEB専任の担当者は必要だと思います。
たとえ社内から「あいつ遊んでばっかりだ」と後ろ指を差されようとも。
挫けずに新鮮さとユーモアを小出しにしていけば、後ろ指が尊敬の眼差しに変わる日も来ます。多分。
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