都会と地方の情報格差は本当にないのか
「スマホ普及率が全ての地方で5割を超えた今、都会と地方の情報格差は最早存在しない」
そういう煽りがあちこちで見られます。
しかし、過疎化地方の田園地帯でインチキweb会社の底辺コーダーやってる私が、肌で感じていることを敢えて言います。
情報格差はまだ存在する
下手すると少し広がっているかもしれない
レストランや医者など、近隣で検索したくてもweb上にあるのは名前と住所のみ。
webサイトどころか口コミ件数も一律0。
名前と取扱項目、そして住所という情報だけを携え、未知の世界に飛び込むことが余儀なくされています。
スマホ普及率から考えて、近隣施設の情報をwebで検索するという発想のユーザーは、増えていると予想します。
しかし、肝心の「積極的に発信しよう」という発想のオーナーさんや主催者さんは、未だに少ないようです。
週末のイベントを探すだけでも一苦労、webで検索しても何も出てこず、後日「○○でお祭りやってたよ!」と聞かされて後悔…なんてことも。
でも発信に及び腰になる気持ちも、これまた理解できます。
打てば響くなら、やり甲斐のあるブログにSNS。
しかし実質壁打ち状態では、やがて飽きて足が遠のくだけです。
そして埋めがたいのが知識です。
webサイトを作るにも、SEO対策するにも、見切り発車は事故の元。
しかし知識を得られるセミナーは、大体開催場所は大都市圏。
そこに住む人は1,000円ほどで済む交通費が、地方だと往復10,000円超だったりします。
これでも安くなったんですけどね。
私が独身の頃、最安値でも16,000円でしたから。
そして「webで成功した人の体験談」や「webコンサルタントのアドバイス」といった書籍は、地方には適用されないことも多かったりします。
特に店舗のみの物販で顧客が近所のおっちゃんおばちゃん層だった場合、最近推奨されているオンライン相談などは、恐らくコストに見合った効果は見込めないでしょう。(新規にECサイトを…というならもちろん話は別です)
この辺の課題を埋められれば、地方のweb事情も1歩進むのかな、と思うのですが。
要するに
web戦略関係のセミナーできる人、地方にも是非是非来てください!
ってことで。
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