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20.01.20

IT浦島太郎はWindows7もUSBも捨てられない

このような記事を書いた気がするのですが、もう3年半も前なんですね。
そりゃ脳みそも老化するはずです。

という訳で、Windows7のサポートが終了しました。
私、素でお客様に「7が終わるのでもうこれからWindowsには10しかなくなります」とか言っちゃってました……8.1ユーザーの方ごめんなさい。
悪気はないんです。
今や我々共通の敵が存在するのですから、争いなどよりまず傷の舐め合いが先決かと。

敵とは10……に半強制的にアップグレードさせたマイクロソフトです。
元々7や8.1をOSとすること前提で設計されていたであろうパソコンなので、10には対応し切れずに不具合が多発するんですよね。

というのも、昔、物見遊山のような気分で早々と10にアップグレードした愚かな私を襲ったのが、「付属のテレビ見れない!」「クリックしても反応しない!」といった悲劇でした。
そこで修理屋さんに泣きついたところ、返ってきた驚愕の回答が



「7対応パソコンに10では不具合が起きて当然ですよ。マイクロソフト社もそうアナウンスしてますけど、一切保証はしないそうですよ」

ペンギン

「OSが動かなければ新しいパソコンを買えばいいじゃない」

そんな声が聞こえてきそうですが、お待ちください。
確かにHDDは消耗品ですし、その他部品も進化する技術に追いつかないという現実はあります。

しかしいざ買い換えるとなっても、別の問題が浮上してくるのです。

最新のパソコンでは、DVDやブルーレイといったディスクドライブはまず外付けです。
そして頼みのUSBも、最近になって差込口が極端に減っています。

GAFAを初めとするトップ企業の目指す地点は、恐らくクラウドサービスでのデータやり取り(で恒久的にユーザーから金を吸い上げるシステム)なんだろうな…という予感がします。

もちろん技術の進歩やコスト軽減は大歓迎ですが、この流れ、WindowsXP当時のターゲット層とされていた人々が、どれだけついてこれているのか疑問です。
地方で商店などを営む、商工会主催のIT勉強会に参加して必死に知恵をつけたり、維持費や人件費で予算ギリギリの中無理をしてPC導入したりしていた人たちの中には、未だにXPで粘っている人もいるという話を聞きました。
そもそもフロッピーディスクはどこに消えたのでしょうか。

もちろん全てをフォローしろとは言いません。
都度知識をアップデートするのは必要だ、と格付けでGACKT様も仰せでしたし。
しかし、毎日をギリギリで生きている人々のために、せめて「前近代的な技術を使い続ける」という選択肢を残しておいてほしいと願ってやみません。

と、外付けDVDドライブが何故か動かない中、どうしようもない話を愚痴ってみました。

【ハートブレーン】https://heartbrain.net
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