批判するのは簡単だけど…

コロナウィルスが国内に蔓延し、各イベントが中止になったり、大企業が自宅待機になったりしている中、とうとう全国の小中学校が休校に。
3月いっぱいとのことで、夏休みくらいの長さになったようです。
帳尻合わせに今年の夏休みは2週間！なんてことにはならない、と信じていますが…。

コロナウィルスの被害と同時に漏れ聞こえるのは、政府への対応の批判です。
何分メディアが批判と不安を煽るようなマイナス情報しか拡散しないので。

でも個人的に、今は有用な情報が欲しいです。

例えば世間を騒がせている全国一斉休校ですが、調べてみたらやはり明確な理由も先例もあります。
子供を介して感染が広がる事実、香港やイタリアなどでも同様の措置が取られていることなど、判断材料としては充分ではないだろうか、と。
だったらイタリアのように店も会社も休みにしなきゃ！という声に私としては全力で頷きたいですが、「子供を介して感染が広がる」という現状を踏まえると、まずは学校というのは妥当な判断です。
検査も、行ったところで薬も明確な治療法もなく、武漢のように医療機関がパンクする恐れを考えると、軽症の人が自宅療養するのはベストではないかもしれませんがベターではあるでしょう。

これらの理由が語られるだけでも、自分で感染を避ける行動を取るためのヒントになるのではないでしょうか。
出口の見えない迷路で唾を吐くより、政府の対策の理由や進捗情報を明確に発信して不安を取り除くのが本来のメディアの仕事であるべきだと私は思います。

贅沢を言えば、自治体にマスクの入荷情報を流してほしいです。
今ではマスクだけでなく、殺菌効果のあるウェットティッシュなども品薄のようなので、品不足は明らかに酷くなっています。
何とか情報共有の手段が見つかってほしいものですね。