問題の意味が分からない問題
現在能登家の子供が直面している問題なのですが。
テストの問題の意味が分からず、算数の足し算と引き算を間違えたり、3人の子供にクッキーが何個ずつ配られたかを聞く質問に3人とか答えちゃったり、日々顔が真っ青になります。親として。
同じ悩みを抱える子供さん、そこそこ多いようですね。
「問題文を読んでもそこに何が書かれているのかわからない」子を教えていた時のお話(Books&Apps より)
すごく詳しく書かれた記事なのですが、その中にこのような記述がありました。
明確に「分からない」とは言いませんし、一応文章を読むことも、音読することすらできるんですけれど、本人の頭の中には全く「その内容」がイメージ出来ていない。
「問題文を読んでもそこに何が書かれているのかわからない」子を教えていた時のお話(Books&Apps)
まさしくその通り、としか言いようがない現状です。
その証拠に、問題に出てくる登場人物を身近な人に言い換えると解ける、という現象が起きたりします。
同記事の例題がまた、イメージし難い言い回しだったので、試しに齊藤さんに出題してみました。
「Aさんは〇〇をしていて、ある時××に気が付いた。ちょうどそのころ、□□で△△に出会っていたのが、他でもないBさんとCさんだった。□□にいたのは誰?」(一部抜粋)
「問題文を読んでもそこに何が書かれているのかわからない」子を教えていた時のお話(Books&Apps)
予想通り、しっかりバッチリ混乱しておられました。
そしてしばらく後に「Bさん…?」と自信なさげな回答。惜しい!
なので言い換えてみました。
「社長は買い物をしていて、ある時財布がないのに気が付いた。ちょうどそのころ、スタバでT嶋さんに出会っていたのが、他でもないIさんとTさんだった。スタバにいたのは誰?」(後半の方々はIさん以外社外の方なので伏せます)
するとやはり、「これは分かる!」ともやが晴れたような顔をしていました。
上記の問題文の場合、○○などの記号に加えて、前半のAさんの行動と、Bさんの名前の前に付属している「他でもない」が紛らわしくさせている印象ですが。
問題の内容をイメージできると、解く楽しさが加わります。
でも結局それは、付け焼き刃でしかないんだ、と最近気がつきました。
読解力を育むのに一番効果的な方法が、「楽しんで本を読む」ということであるのは間違いありません。
「問題文を読んでもそこに何が書かれているのかわからない」子を教えていた時のお話(Books&Apps)
やはり読書は大事らしいですよ、齊藤さん。
っていうか社長。
朝礼の時間にラジオ体操と5分の読書タイムを設けてみません???
経験上、ストーリーに興味が持てれば、読む力は後からついてきます。
全く持てなかったら地獄ですが……。(友人の間で流行した某ミステリーを全く読めなかった時の自己嫌悪感……)
話に引き込まれたらその世界を知りたいと思えますし、その世界を知るためなら分からない単語や言い回しを調べるのも苦になりません。
理解できない伏線はGoogleやSNSで検索(するように母親に強請るという作業を)します。
その作業を繰り返している内に、読解力の壁は消えていくものだと思います。
ブログ記事の写真は無料素材サイトから借りることが多いのですが、今日は実際に本を読む我が子の写真にしよう!とカメラロールを漁ったところ……なんと1枚もありませんでした。
読書……読書をさせなければ。
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