Googleを騙った詐欺メールと対処法
ネット犯罪は増加する一方ですね。
グーグル装い「ウイルス感染」=対策名目で詐取容疑、男ら逮捕—警視庁(Biglobeニュース より)
グーグル、とカタカナ表記なのがどこか新鮮なニュースなのですが、手口は少し古いかもしれません。
携帯の端末がウイルス感染した、というメールがGoogleから……来たら凄いですね。
パソコンでも携帯でも、ウイルスに感染したからといって、AppleやらNECやらがわざわざメールで通知してくれて、しかもウイルス対策ソフトまで紹介してくれた試しはないです。
しかし、Eメールだったら「いつものか」で終わりそうなのですが、ショートメールを使うという辺りが、不安をうまく煽っているのでしょうね。
携帯キャリアからの連絡がショートメールですから。
このニュースを見て、先日知人から受けた相談を思い出しました。
コンテンツ利用料について確認事項がございます。本日ご連絡無き場合、法的手続きに移行致します。グーグルサポートセンター
……Googleにサポートセンターなんてあったか……?
Google関連のサービスで困ったことは数多くあったものの、提供されているサポートといえば、小難しい文面で書かれたヘルプと、あとはユーザー同士で情報を交換するフォーラムしかなかったような。
サポートセンターが存在するのだとしたら、月に数回は絶対電話します。
Google+もタグマネージャーも全然使いこなせないし、アクセス地域が相変わらずおおい町(ハートブレーンより130kmほど南)に設定されてるし。
という文句を飲み込み、つい真面目に返してしまったのですが、これ、ネタになったなぁ。
何日か前にテレビで「わざと業者のメールに釣られてみた」って企画をやっていて、楽しんでいたものの、それを実行できるスキルと環境に軽く嫉妬していたのですが、そのチャンスをみすみす潰して………………
ごめんなさい、嘘つきました。
チャンスだと一瞬思ったとしても、きっと実行しません。
スパイウェアとか植え付けられたら、能登程度では対処できそうにないです。
とりあえずこの迷惑メールパターンの行く末を知りたい、と調べてみました。
しかしネット犯罪が増加するのに反比例し、引っかかる人が減少しているようで、なかなか事例が見つかりません。
ようやく見つけたのが、この記事です。
何のコンテンツ利用料?0359246868 03-5924-6868 グーグルサポートセンター(怪しい業者に要注意!様 より)
名前と年齢?クレジットカードの番号じゃないんだ……と思ったのですが、悪質業者が入れ替わり立ち替わり何らかの請求をしてくるようです。
こっちの方が怖いです。
名簿が出回ったら、逃れるためには苗字や住所を変えなきゃいけなさそうですから。
あの手この手で商売の幅を広げようとする(けどツッコミ所が多いのは昔から変わらず)悪徳業者ですが、未だに被害は1000件に上るようですね。
ウイルス感染やコンテンツ利用料の問題で企業がいきなりショートメールを送り付けることもなければ、早々と法的措置を取ることなんてもっとあり得ません。
企業の名前を出した変な請求メールで混乱させてお金や情報を吸い出そうというのが手だと思うので、受け取ったらまず深呼吸し、連絡先として指定されている電話番号やURL、もしくはメールの本文を、”(ダブルクォーテーション)で囲んだ上でGoogle検索しましょう。
他からの被害報告が見つかれば、最早悪徳業者で間違いないです。
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