初心者の定義
wordpressが出回り始めた当初、「初心者でも簡単にサイト作成・更新ができる!」という触れ込みをよく聞いた気がします。
今やこういった便利ツールが幅を利かせているのでそうとも言い切れなくなってはきていますが、それまではMovable Typeなどのような「タグを入力せずに更新できる」というのはかなり画期的だったように思います。Movable Type 使ってみようとして断念したヘタレが語れることではないですが。
しかしwordpressの話になりますが、導入までには
データベースを作成or追加する
↓
WPをアップロードする
↓
仮TOPページにアクセスする
↓
データベース情報を入力する
↓
インストールを実行する
↓
ユーザー名やパスワードなど必要情報を入力する
と、決して低くはないと思われるハードルが存在します。
この場合の「初心者」とは、どの範囲での初心者なのだろう、と考えることがあります。
普段からSNSなどは利用していても自分のwebサイトは持っていない、も初心者。
パソコンにもスマートフォンにもほとんど触らないしwebに興味がない、も初心者です。
ただ、この二者ではwebに関する意識も知識も段違いです。
前例に挙げたwordpressの場合、前者はマニュアルを参考にしながら実行できる範囲でしょう。
問題があるとすれば、データベースを作成する段階でしょうか。(レンタルサーバーによって違うので)
サイト閲覧やSNSに慣れているので、画面を通したテキストも苦痛なく読み解けます。
しかし後者はどうでしょう。
見慣れない画像や聞き慣れない単語を前にして、解読する気力が湧く人はそれほど多くないと推察されます。
web展開へのドアを叩く意思がある人を「初心者」
webとは違う方法を向いている人を「未経験者」
とすれば、まだ伝わりやすいのかもしれないのかも、と思います。
まあ、私は今でもwordpress派なのですが。
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